過去から学ぶ核心 | おわらいバカ

過去から学ぶ核心

アイムラーヴィニット

インフルエンザとかいうバカヤローから回復したので書き書きします。

人間というのはいろんな経験や失敗から大切なことを学び、

自らの成長につなげていくことができる高等な生き物であり

逆にそれを日々怠ることなく続けていかなければ成長は望めないのです。

それが人間という動物としてこの世に生まれ落ちた我々の任務であり、

ある種の生きがいと言えるものなわけです。 どうも管理人です。


ある日、自らの成長を目指し頑張っている人を見たのでご紹介します。

それは去年の12月11日の出来事。 マクドナルドにて。

ボクは空腹な客としてドナルドの住処に訪れました。

そして、注文をするためにクールなナイスガイの出で立ちで

レジの前に立ちはだかったわけですがどうも店員さんが新人らしい。

隣にベテランの店員さんがべったりついてあれやこれやと教えている。

「ほぅ、バイトを始めて新たな自分に出会おうとしてるんだなぁ、感心感心。」

とか思いながら妙な親心に火をつけてその様子を微笑ましく見ていました。


そして彼女はソワソワしながら、

「こちらでお召し上がりですか?」

「ご注文は何になさいますか?」

などの決まり文句を勇気を振り絞って言ってくれました。


そして、「トマトチキンフィレオセット、ポテトでオレンジジュース。」

というなんとも男気あふれるしなやかな注文をすると、

「560円です。」と恐る恐る値段を言ってくれたのですが、

そこで、すかさず1010円を出したボクに彼女はドギマギし始めました。


「こりゃ、ボクのスマートなマクドナルドさばきに

どうやら彼女はメロメロになってしまったに違いない。」と確信。


「まぁ、落ち着いて習ったとおりやればいいんだよ」とか思ってたんですが、

その子はベテランの人に助けを求め、

「1010円ってどうやって打つんですか。」とか泣きそうな声で言ってた。


違ったんだ、ボクにメロメロになったんじゃなかったんだ、と悟った。

それから1010円ていうヘンな金額を出した自分を呪った。 許してくれ。

また来ても変わらぬ態度で接客してくださいって思った。

さわやか3組の演技はクサすぎるって思った。


そして、彼女は一番カンタンなオレンジジュースを準備してくれて、

それ以外はベテランさんが揃えてくれた。

それから、それを受け取り、隅っこの方で細々と食べました。


新人の彼女が入れてくれたオレンジジュースをとりわけ味わいながら

飲んでたんですけど何か頑張りすぎたのかな、味がおかしい。

なんだろう、コレ。 何がおかしいんだ? あ、わかった!


オレンジジュースがほぼ水なんだっ!















1010円に怒りを覚えた彼女に思わぬ復讐を食らった