衝撃の螺旋 | おわらいバカ

衝撃の螺旋

衝撃がね、ドーンッて。


ブログをなかなか更新できない自分にもどかしさが募る反面、

うまい棒チョコ味に舌鼓を打ってしまう自分に嫌悪感が走り

自己矛盾を起こしております、管理人です。


そんな自己矛盾は一度闇に葬り去るとしまして、

昨日の夜は食事をしながら雑談をしていたんですけど、

その話の流れで以前経験したほろ苦いエピソードを

思い出したものですからみなさんにも聞いて頂こうと思いましてね。


あれは1年くらい前だったか、

どうも携帯電話の調子がおかしくボクの操作を完全無視。

メール見たけりゃ土下座しなってくらいの横柄な態度。


中学生の我が子に「ババァ」と呼ばれ始めた母親のように

「反抗期が始まったのね」と毅然とした態度で対応し、

いつか我が携帯電話が改心してくれることを期待して

しばらく我慢していたのですけれどもどうも改心する気がないらしい。


ここはガツンと言ってやるのが教育よ、愛のムチなのよ!

ってことで我が子を崖から突き落とすライオンのごとく

断腸の思いで携帯電話をショップに持っていき修理に出すことに。


まぁ、ここまで昼ドラのように大げさに表現してきたわけですけど、

とにかく携帯電話を修理に出すためにショップに持って行ったんですね。


そしたら、なんかショップがうるさいの。

罵声というかなんというかジャイアンがリサイタルを開催してるっぽい。

おぅれぇはジャイアぁン♪ですけど。



よくよく見てみると怖そうなガタイのいい兄ちゃんがなんかキレてる。


ここで、その兄ちゃんに「キレてるんですか?」って尋ねて、

「キレてないですよ」って精一杯の長州のモノマネで返してくれたら

その兄ちゃんもたいしたもんだと思うんですけど、

どうやらそんな小粋なジョークは通用しそうにないご様子。

結構なマジギレなんでね、まぁ、その、そっとしといた。
パラパラ踊っちゃうよ  キレてるっすよ



どうやら機種変更の際に携帯に入ってたデータが全て飛んだらしい。

ずっと、店の電話で偉い人相手にすごい剣幕で怒鳴ってた。

もうね、怒鳴りに怒鳴る。うるさい。彼に酷使される声帯が気の毒になった。

そのパワーを乱れた日本を正すのに使ったらどうかと提案したかった。


とにかく、ボクは携帯を修理に出すのがメインイヴェントですから

うるさいBGMを聞きながらいろいろ書いて修理に出しました。

なんとも厄介なところに遭遇してしまったと思いながら帰りました。



そして数週間後、「修理が完了しましたのでお越しください。」みたいな

淡白なメールが携帯の代替機にシュビッと来ましたので、

すたこらさっさと例のショップに再び赴きました。


そしたらね、またなんかショップの様子がおかしい。

平日の夕方でショップは開いてるはずなのに準備中みたいになってる。

というのも、ショップの受付をするべき方々が総動員で掃除をしてるっぽい。

「こんな時間に掃除することないじゃない!踏んづけてやる!」と

ピーコのモノマネも辞さない覚悟で身構えたんですけど、

なぜか全員、モップでもなく雑巾でもなく、ファブリーズを手に携えている。

にほいシュシュっと 除菌も出来ちゃうのね




ボクの少ない脳細胞では状況を把握することがままならなかったので

ファブリーズをまるでマシンガンのごとく装備したショップのお姉さんに

このような状況になったいきさつを聞いてみました。


どうやら、「いくぶん人より体臭の盛んな外国のお客様がいらっしゃって

このショップにいる我々にその芳香を共有させてくださった」ということです。


なるほど、それで大量のファブリーズを使う現在の状況が生まれたのかと

理解することができました、痛いくらいに。


まぁ、ボクは幸いにもファブリーズの大量散布が功を奏し

その芳しい体臭の洗礼を受けずに済んだわけです。

ファブリーズ、ニオイに耐えてよくがんばった、感動した。科学の力、万歳。


そんなわけで、ファブリーズの香りがする店内で修理された携帯を受け取り、

極めて複雑な気持ちで夕日を背に受けながら帰路につきました。




という波乱に富んだ話を昨日の夜、精一杯したんですけど、

「へぇ~」ってな感じで軽く流されたんですよ。







最大の衝撃はかなりの時間差で最後の最後にやってきた