先入観への反抗 | おわらいバカ

先入観への反抗

民衆を導く自由の女神 画:ドラクロワ


こんにちわ、不意の忙しさにてんやわんやの管理人です。


基本的に人間は社会規範とか常識とか倫理とか

そういう従わなければならないものを理屈抜きに遵守して

生活を営むことによってうまく世界が回っているんですけど、

それと似て非なる先入観や固定観念といったものにも

知らぬ間に影響されてそれに準じて行動してしまうということが

往々にしてあるものです。


先入観や固定観念というのは怖いもので、

何にも依存せず答えを出そうとしても無意識にそれらが台頭してきて

払拭など微塵も出来ず思考はそちらに自然に傾いた結論を導き出します。


最近、ニュースで話題になっている暗示や催眠も

その類のひとつだと考えられるわけですが、

揺らぐことのない確固たる信念や精神力を各人が培っておけば

容易にそんなものに惑わされることなく、

ちゃんとした判断が出来るはずだと考えるわけです。

これがつまり、「固定観念・先入観への反抗」です。


今回はちょっとその反抗を意識的に実行してみたいと思います。


そのために今日はこれを使います。






河童海老煎  カッパエビセンダョ


「なぜこんなものを用いるのか」と、みなさまはお考えのことと思います。

しかし、このかっぱえびせんには程よい先入観が隠されているのです。


その先入観は、「やめられない、とまらない」


今までの経験則やキャッチフレーズなどで、

もはや「かっぱえびせんは食べ始めたらやめられない、とまらない」

という先入観を無意識に植えつけられてしまっているのです。


したがって、

意識的にかっぱえびせんがなくなる前に食べるのをやめることができれば、

ボクは先入観という思考の呪縛に打ち勝つことが出来たといえるわけです。

なんと簡単な勝負なんだ、勝ちは見えてるじゃないか。


ということで、勝ちの見えた勝負を開始します。



宿敵をサクサク、ポリポリと食べ始め、味わうこと数分。





対戦結果  おっと、アブネぇ。


ここでストップすることに成功。

勝ちです、勝ったのです。 とうとうボクは先入観に勝ったのです。

初めて自分で自分を褒めたい。












ぬぉあぁぁー!!   なにっ・・・!?



「先入観に勝った」と喜びに浸ってたら気が緩み、無意識に食べてしまった。















本当の敵は見えないところに潜んでいた