おわらいバカ -2ページ目

スベりの哲学

スベリタクナイッ  スベるのこわいよぉぅ

こんにちわぅっっっ!管理人です。

最近あまりに更新しないボクに「全然更新してないだろ、ヴォケ!」

といったような内容の叱咤激励していただき奮い立った次第です。

っていうか「今はあまり時間がない」という正当な理由を振りかざし

少しでも立場が良くなるよう言い訳を図ったわけなんですが

どんなに美しい表現を用いた数々の言い訳も梨のつぶてと化し、

強大な圧力には抗えない自らの器の小ささが露呈する結果となりました。


昨日はたこ焼きパーティーとかいう内輪でざわつくイベントがあったのですが

このなかでボクの立場があまりにも低いことに愕然としました。

当初からボクは基本的にいじられキャラという様相を呈していたのですが

昨日はその傾向が赤マル急上昇、もはやキャラが宿命へと変貌し、

この状況に耐えて何らかの悟りを開けと言わんばかりの空気が漂う始末。


まぁ、ボクも世界に名を馳せるほどのハードボイルドさを持つ男ですので

この修行に耐えて何かを得ようという意識が芽生えないはずもなく、

「オレにできないミッションはない」

とアホに拍車をかけるような思いを胸に戦火に飛び込んだわけです。


その修行内容が、「何を言っても冷たい視線が突き刺さる」という

風雲たけし城にもなかったであろう未曾有のアトラクションだったのですが

これはいつもスベっているボクでもかなりの苦労を伴いました。

この修行はまさにスベったときの適切な対処法を見つけ出す

絶好の機会であったはずなのですが、

ガラスのハート連盟理事長を勤めているボクはその高みに

登りつめるどころかますますスベることへの恐怖心を高めてしまうことに。


しかしね、スベることの恐ろしさを知ることは非常に貴重な経験です。

この恐怖を知っていればちょっとやそっとのことじゃ動じない精神力が

身に付くのではないかと思うのです。

スベったときの精神状態といえば

「穴があったら入りたい」

という中途半端なレヴェルではなく

「自分の墓の穴を掘ってその中に入って自分で埋める」

くらいのレヴェルですからね。

生きててなかなかこんな状況に陥ることはないですよ。

あっ、これが生き地獄というやつか。

ボクが人並み以上にその恐怖を痛感しているにもかかわらず

強靭な精神力は養われず、

相変わらずガラスのハート連盟理事長を勤めているという矛盾が

ここで生じていることは頑として無視してください。

とにかく、このようなという流れでこの修行は見事達成されました。















全然達成されてないな、コレ

吉野家の新接客

よしのやのやはいえだよ


とにもかくにも管理人です。

今日は小腹が空いたのでいつものようにイナバウアーで

”YOSHINOYA”

っていう正装じゃないと入れない高級店に行ってきました。

世界の首脳を唸らせたと言われるシェフが

”BUTADON”とか”GYUUYAKINIKUDON”とかを

絶妙な味付けで出してくれるんですけど、

なんかその辺にいそうなおばちゃんにしか見えない。

ひとは見かけじゃない。 ひとりじゃない。

まぁそんなことはどうでもいいんですけど、

どうやらこの世界の先駆け的などんぶりチェーン店に

新しい接客法が導入されたらしい。


ボクは席につくやいなや、「BUTADONの並ひとつください」

としなやかなフォームで注文したんですけど、

それに対して店員さんは、「はい、おはようございます」

と今までに聞いたこともない接客スタイルを展開しはじめましてね、

前代未聞と言うか温故知新と言うか金融の量的緩和の解除と言うか

とにかくこの23世紀の受け答えは何なんだとたじろぎました。














そしてボクは一目散に逃げ出した

理解力ゼロ

ぷらいばしぃまぁく はい、お願いします


今回の記事も衝撃と戦慄のドキュメントでお送りします。

関西地方の代表都市、大阪で遭遇した出来事です。


ボクが俗に「ビル」と呼ばれる高層建造物から出てきたその刹那、

ある女性の方に声をかけられました。

国を挙げて「トップオブダンディ」と称されるボクのサインがほしくて

声をかけたに違いないというのはみなさんも想像に難くないと思うのですが

その大勢を占める予想に反して「アンケートに答えてください」という

不特定多数の情報収集が目的だったようです。

アンケートは3問ほどで、YESかNOかを選ぶだけの簡素なもの。

最後に名前や連絡先などの個人情報を記入する欄が用意されておりまして、

結局これが目的なんじゃないかと思わずにはいられないアンケートでした。

だって、用紙の3分の2が個人情報記入欄だもの。


ボクは不要なDMやメールが来るのをあまり好ましく思いませんので

住所だのメールアドレスだのを書かせるアンケートは全てお断りしてまして、

今回も例外ではなく丁重に断ったわけです。 それはもう丁重に。

アンケートをとっている方もお仕事ですからね。


そして気分を害さないようにお断りすることを実現して

立ち去ろうとしたんですけどなんかその女性が食い下がってくるの。

もうこの一部始終が意味不明であること山の如しなので聞いてください。


女性:「アンケートお願いします」

ボク:「申し訳ないんですけどアンケートは全部お断りしてるんで・・・」

女性:「20秒で終わるんでお願いします」

ボク:「連絡先とかは書かないようにしてるので申し訳ないですけど・・・」

女性:「20秒で終わるんですよ!?」


いや、ゴメン、意味わからん。

「個人情報を書きたくないので書かない」と主張しているボクを

「20秒で終わるというアンケートのスピーディさ」で説得しようとする女性。

このやりとりは全く意味を成さない。 理不尽すぎる。

東京ドーム30個分の理不尽とはこのことか。

「お菓子買って~!」とグズっている子供を

「ピーマン買ってあげるから我慢しなさい」と説得するのに等しい。

この例えが適切かどうかは考えないことにしまして、

とにかくこの女性はボクの話をちゃんと聞いてくれていたのか

気になって夜も眠れました。 













それはもうぐっすり眠れました

電車でOh!

上から読んでも下から読んでも「東京メトロ路線図」


「言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン」

でおなじみの管理人です。

最近、東京砂漠に行くことが多くなってきたわけなんですけど

行くたびに本当にユニークな方々に遭遇するんですよ。


「テレホンカードを換金してくれ」と懇願するピンキーな女性や

明らかに日本人のボクに「外国人かと思った」とかリスキーな発言をする

お土産屋のおばちゃんなど今まで様々な方に遭遇し、

持ち前の俊敏性を駆使してその窮地を掻い潜ってきました。



そしてまたですよ・・・。 新たな敵が現れましたよ。


その敵はボクに直接攻撃を仕掛けてくるのではなく

あくまで間接的に小さなジャブを繰り返すのでなかなか難攻不落でした。


ここまで来ると今回はいったいどんな猛者なんだとお思いのことでしょうから

さっそくお話しいたします。


2006年2月19日のことです。

ここが東京かぁ、首都なのかぁ、とか幼稚園児並みの物思いにふけりながら、

ボクは東京メトロに乗ってアホ面をしながら電車に揺られておりました。

そして、霞ヶ関だったかちょっと定かじゃないですけどその辺で

スーツがまだ板についていない二十歳前後の男性が乗ってきました。

おそらく就職活動であちこちの企業の説明会に顔を出しているのでしょう。

カバンはあまりスーツにそぐわないトートバッグを持っておりまして、

中からなにやら取り出して熱心に見てました。

将来に向けて努力しているね。なんて微笑ましく見てたんですけど、

あのね、なんかね、彼ったらね、顔がニヤけてるの。

途端に微笑ましさが全消去、気持ち悪さだけが涙とともに込み上げます。

なんでニヤけているのあなたは?と思ったボクは

生まれながらに備わったシャーロックホームズ的推理力を働かせて

「彼が持っているものがそのニヤケの根源だ」と導き出し、

すかさず彼が持っているものに目を遣ります。

そして、それはなんと!



学割証」。

コレが学割証よ  まさにコレ。




いや、意味がわからんよ、スーツ君。

ご存知の通り、学割証と言えば100kmを超える移動をする場合に

新幹線などの交通機関の運賃が2割引されるという代物なのですが、

それをまじまじと眺めてニヤける意味がわからん。

そんなに2割引がうれしいのか。

だったらタイムサービス中のスーパーなんかはもう狂喜乱舞だな。


さらにスーツ君は周りを見渡してニヤけはじめちゃうんだから、

もう何がしたいのか理解に苦しむ。

一緒にニヤけてほしいのか。2割引の喜びを分かち合いたいのか。



そんなこんなで、

結局スーツ君が何を訴えたかったのかわからないまま

後ろ髪をひかれる思いを胸に東京駅で降りました。

というか逃げました。一目散に。














ぁ、そういや、ボクもスーツ着てたゎ

叙情サザエさん

ゴザエでさざいまぁ~す


久しぶりですいません、このブログを支配するものです。

いつもこのブログを悪の使者から守ってます。

「悪の使者って何ですか」とか聞かれると狼狽するのでやめてください。


いきなりですけど歌ってのは多かれ少なかれある人物の気持ちや心情を

言葉に込めてそれに見合った音楽に乗せて表現する一大芸術なんですけど、

その心情をもっと如実に表してみるとまた違った趣向が表れて

定番のものよりも味わい深いものに仕上がったりすることがあるんですよね。


あ~っ!国民的アニメ「サザエさん」の主題歌を叙情的に歌いたいっ!

いや、詠いたいっ! そう思っちゃったのでやってみます。




<サザエさん(定番編)>

お魚くわえたどら猫 追っかけて

はだしでかけてく 陽気なサザエさん

みんなが笑ってる お日さまも笑ってる

ルルルルル  今日もいい天気~♪




買物しようと町まで 出かけたが

財布を忘れて 愉快なサザエさん

みんなが笑ってる 子犬も笑ってる

ルルルルル  今日もいい天気~♪






<サザエさん(叙情編)>

魚を咀嚼せんとする食い意地の張った猫を

追跡しつつ裸足で駆動するもんですから

なんとも陽気なサザエさんですよね

辺りの民衆が総動員で笑みを浮かべて

さらには御天道様まで微笑んでまして 

気分も爽やかに 本日も快晴の兆候が出てます




購買意欲が高まってきたので

繁華街へ赴いたんですけど

財布を忘却の彼方に追いやっていたらしく

いやはや愉快痛快なサザエさんですよね

町をあげて笑いに暮れていて 子犬も半ば爆笑

気分も晴れやかに 本日も空高く晴れ渡ってます












あぁ、晴れ渡ってるんですか

泣きっ面のバカ

カナシミブルゥ


こんにちわ、「涙が止まらないバカ」でおなじみの管理人です。

今日はボクの声にならない沈痛な叫びをソウルフルにお伝えするブログです。

ここんとこ訪問者は激減、ランキングもガタ落ちで、

繊細な成分で作られているボクの心はズタボロであること山の如しです。

しかもたった今、「山の如し」を変換したところ、

「夜魔の如し」と出てしまったのだからもう目も当てられません。


まぁ、このような悲惨なブログ結果になった理由は明白で、

「あまり更新しないうえにおもしろくないから」 に尽きるのですが、

アンパンマンから「つまらないブロガーにはアンパンチだ」

ケンシロウから 「ブログはもう死んでいる」

ウルトラマンから「ジュワッ」

などの本当に厳しくも温かいご意見をいただいております。


これに伴い、涙や鼻水を垂らしてでもよりよいブログワールドを

展開していきたいという思いはますます強まっておりますので、

変わらぬご愛顧のほど賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


                         代表取締役社長 K君。











この会社、社員数1名。

先入観への反抗

民衆を導く自由の女神 画:ドラクロワ


こんにちわ、不意の忙しさにてんやわんやの管理人です。


基本的に人間は社会規範とか常識とか倫理とか

そういう従わなければならないものを理屈抜きに遵守して

生活を営むことによってうまく世界が回っているんですけど、

それと似て非なる先入観や固定観念といったものにも

知らぬ間に影響されてそれに準じて行動してしまうということが

往々にしてあるものです。


先入観や固定観念というのは怖いもので、

何にも依存せず答えを出そうとしても無意識にそれらが台頭してきて

払拭など微塵も出来ず思考はそちらに自然に傾いた結論を導き出します。


最近、ニュースで話題になっている暗示や催眠も

その類のひとつだと考えられるわけですが、

揺らぐことのない確固たる信念や精神力を各人が培っておけば

容易にそんなものに惑わされることなく、

ちゃんとした判断が出来るはずだと考えるわけです。

これがつまり、「固定観念・先入観への反抗」です。


今回はちょっとその反抗を意識的に実行してみたいと思います。


そのために今日はこれを使います。






河童海老煎  カッパエビセンダョ


「なぜこんなものを用いるのか」と、みなさまはお考えのことと思います。

しかし、このかっぱえびせんには程よい先入観が隠されているのです。


その先入観は、「やめられない、とまらない」


今までの経験則やキャッチフレーズなどで、

もはや「かっぱえびせんは食べ始めたらやめられない、とまらない」

という先入観を無意識に植えつけられてしまっているのです。


したがって、

意識的にかっぱえびせんがなくなる前に食べるのをやめることができれば、

ボクは先入観という思考の呪縛に打ち勝つことが出来たといえるわけです。

なんと簡単な勝負なんだ、勝ちは見えてるじゃないか。


ということで、勝ちの見えた勝負を開始します。



宿敵をサクサク、ポリポリと食べ始め、味わうこと数分。





対戦結果  おっと、アブネぇ。


ここでストップすることに成功。

勝ちです、勝ったのです。 とうとうボクは先入観に勝ったのです。

初めて自分で自分を褒めたい。












ぬぉあぁぁー!!   なにっ・・・!?



「先入観に勝った」と喜びに浸ってたら気が緩み、無意識に食べてしまった。















本当の敵は見えないところに潜んでいた

衝撃の螺旋

衝撃がね、ドーンッて。


ブログをなかなか更新できない自分にもどかしさが募る反面、

うまい棒チョコ味に舌鼓を打ってしまう自分に嫌悪感が走り

自己矛盾を起こしております、管理人です。


そんな自己矛盾は一度闇に葬り去るとしまして、

昨日の夜は食事をしながら雑談をしていたんですけど、

その話の流れで以前経験したほろ苦いエピソードを

思い出したものですからみなさんにも聞いて頂こうと思いましてね。


あれは1年くらい前だったか、

どうも携帯電話の調子がおかしくボクの操作を完全無視。

メール見たけりゃ土下座しなってくらいの横柄な態度。


中学生の我が子に「ババァ」と呼ばれ始めた母親のように

「反抗期が始まったのね」と毅然とした態度で対応し、

いつか我が携帯電話が改心してくれることを期待して

しばらく我慢していたのですけれどもどうも改心する気がないらしい。


ここはガツンと言ってやるのが教育よ、愛のムチなのよ!

ってことで我が子を崖から突き落とすライオンのごとく

断腸の思いで携帯電話をショップに持っていき修理に出すことに。


まぁ、ここまで昼ドラのように大げさに表現してきたわけですけど、

とにかく携帯電話を修理に出すためにショップに持って行ったんですね。


そしたら、なんかショップがうるさいの。

罵声というかなんというかジャイアンがリサイタルを開催してるっぽい。

おぅれぇはジャイアぁン♪ですけど。



よくよく見てみると怖そうなガタイのいい兄ちゃんがなんかキレてる。


ここで、その兄ちゃんに「キレてるんですか?」って尋ねて、

「キレてないですよ」って精一杯の長州のモノマネで返してくれたら

その兄ちゃんもたいしたもんだと思うんですけど、

どうやらそんな小粋なジョークは通用しそうにないご様子。

結構なマジギレなんでね、まぁ、その、そっとしといた。
パラパラ踊っちゃうよ  キレてるっすよ



どうやら機種変更の際に携帯に入ってたデータが全て飛んだらしい。

ずっと、店の電話で偉い人相手にすごい剣幕で怒鳴ってた。

もうね、怒鳴りに怒鳴る。うるさい。彼に酷使される声帯が気の毒になった。

そのパワーを乱れた日本を正すのに使ったらどうかと提案したかった。


とにかく、ボクは携帯を修理に出すのがメインイヴェントですから

うるさいBGMを聞きながらいろいろ書いて修理に出しました。

なんとも厄介なところに遭遇してしまったと思いながら帰りました。



そして数週間後、「修理が完了しましたのでお越しください。」みたいな

淡白なメールが携帯の代替機にシュビッと来ましたので、

すたこらさっさと例のショップに再び赴きました。


そしたらね、またなんかショップの様子がおかしい。

平日の夕方でショップは開いてるはずなのに準備中みたいになってる。

というのも、ショップの受付をするべき方々が総動員で掃除をしてるっぽい。

「こんな時間に掃除することないじゃない!踏んづけてやる!」と

ピーコのモノマネも辞さない覚悟で身構えたんですけど、

なぜか全員、モップでもなく雑巾でもなく、ファブリーズを手に携えている。

にほいシュシュっと 除菌も出来ちゃうのね




ボクの少ない脳細胞では状況を把握することがままならなかったので

ファブリーズをまるでマシンガンのごとく装備したショップのお姉さんに

このような状況になったいきさつを聞いてみました。


どうやら、「いくぶん人より体臭の盛んな外国のお客様がいらっしゃって

このショップにいる我々にその芳香を共有させてくださった」ということです。


なるほど、それで大量のファブリーズを使う現在の状況が生まれたのかと

理解することができました、痛いくらいに。


まぁ、ボクは幸いにもファブリーズの大量散布が功を奏し

その芳しい体臭の洗礼を受けずに済んだわけです。

ファブリーズ、ニオイに耐えてよくがんばった、感動した。科学の力、万歳。


そんなわけで、ファブリーズの香りがする店内で修理された携帯を受け取り、

極めて複雑な気持ちで夕日を背に受けながら帰路につきました。




という波乱に富んだ話を昨日の夜、精一杯したんですけど、

「へぇ~」ってな感じで軽く流されたんですよ。







最大の衝撃はかなりの時間差で最後の最後にやってきた

過去から学ぶ核心

アイムラーヴィニット

インフルエンザとかいうバカヤローから回復したので書き書きします。

人間というのはいろんな経験や失敗から大切なことを学び、

自らの成長につなげていくことができる高等な生き物であり

逆にそれを日々怠ることなく続けていかなければ成長は望めないのです。

それが人間という動物としてこの世に生まれ落ちた我々の任務であり、

ある種の生きがいと言えるものなわけです。 どうも管理人です。


ある日、自らの成長を目指し頑張っている人を見たのでご紹介します。

それは去年の12月11日の出来事。 マクドナルドにて。

ボクは空腹な客としてドナルドの住処に訪れました。

そして、注文をするためにクールなナイスガイの出で立ちで

レジの前に立ちはだかったわけですがどうも店員さんが新人らしい。

隣にベテランの店員さんがべったりついてあれやこれやと教えている。

「ほぅ、バイトを始めて新たな自分に出会おうとしてるんだなぁ、感心感心。」

とか思いながら妙な親心に火をつけてその様子を微笑ましく見ていました。


そして彼女はソワソワしながら、

「こちらでお召し上がりですか?」

「ご注文は何になさいますか?」

などの決まり文句を勇気を振り絞って言ってくれました。


そして、「トマトチキンフィレオセット、ポテトでオレンジジュース。」

というなんとも男気あふれるしなやかな注文をすると、

「560円です。」と恐る恐る値段を言ってくれたのですが、

そこで、すかさず1010円を出したボクに彼女はドギマギし始めました。


「こりゃ、ボクのスマートなマクドナルドさばきに

どうやら彼女はメロメロになってしまったに違いない。」と確信。


「まぁ、落ち着いて習ったとおりやればいいんだよ」とか思ってたんですが、

その子はベテランの人に助けを求め、

「1010円ってどうやって打つんですか。」とか泣きそうな声で言ってた。


違ったんだ、ボクにメロメロになったんじゃなかったんだ、と悟った。

それから1010円ていうヘンな金額を出した自分を呪った。 許してくれ。

また来ても変わらぬ態度で接客してくださいって思った。

さわやか3組の演技はクサすぎるって思った。


そして、彼女は一番カンタンなオレンジジュースを準備してくれて、

それ以外はベテランさんが揃えてくれた。

それから、それを受け取り、隅っこの方で細々と食べました。


新人の彼女が入れてくれたオレンジジュースをとりわけ味わいながら

飲んでたんですけど何か頑張りすぎたのかな、味がおかしい。

なんだろう、コレ。 何がおかしいんだ? あ、わかった!


オレンジジュースがほぼ水なんだっ!















1010円に怒りを覚えた彼女に思わぬ復讐を食らった

新年早々

インフルエンザにやられたのでちょとお休みぃ~。

インフルエンザのバカっ!